枯れ草を燃やすことで草原を維持・再生させるために行われる阿蘇の野焼き、一斉に焼き払うことで、新しい草の芽吹きを促して牛や馬の放牧用の草を育み、害虫の駆除をします。阿蘇では1000年ほど続く春の風物詩です。 草原は野焼きなどの管理を怠ると藪になってしまうそうで、整った草原は森と同等の保水力を持つと言われています。大事な野焼きですが、焼く前の茅は茅葺屋根の貴重な屋根材になります。阿蘇の茅は全国でも人気です。
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